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【電動自転車】

第1部:1992年11月に行なった特許公報手捲り調査情報

第2部:各種新聞雑誌よりの電動自転車および関連情報

第3部:将来展望(調査者の電動自転車に抱く夢を述べさせていただきます)

 

第1部 (出願日順に紹介しています)

●NO01 特開昭59-209987(出願日1980/9/9) 発明の名称:自転車の変速機の変速段位報知装置
      自転車の変速レバーの動きに連動して各変速段位の報知を異ならせた報知音回路を設けた装置
      (変速レバーに電子化技術取込開始)

●NO02 特開昭58-49592(出願日1981/9/18) 発明の名称:自転車用自動変速装置(変速を電動でシフト)
      自転車に取り付ける電動シフト(制御BOX)に関してチェーンの掛け替え動作中を報知するもの

●NO03 特開昭58-89483(基準出願日1981/11/12) 発明の名称:ペタル及び電動機によって駆動される自転車
     電動機及びペタル駆動装置が一緒に、フリーホイルを備えた電動機とペタルで駆動される自転車
     (駆動部に電動機が付き始める)

●NO04 特開昭59-96086(出願日1982/11/19) 発明の名称:自転車用変速装置(変速を電動でシフト)
     自転車に取り付ける電動シフト機構に関して、電動シフト機構と手動シフト機構の切換時のワイヤ位置制御に 関する

●NO05 特開昭59-134084(出願日1983/1/20) 発明の名称:自転車用電動変速装置(変速を電動でシフト)
     自転車に取り付ける電動シフト機構の動作についてギヤ位置確認手段を持つ自転車用電動変速装置

●NO06 特開昭59-153684(出願日1983/2/18) 発明の名称:自転車用電動変速装置(変速を電動でシフト)
     自転車に取り付ける電動シフト機構の動作についてオーバラン制御手段を持たす

●NO07 特開昭59-195485(出願日1983/4/20) 発明の名称:自転車用変速機の駆動装置
     自転車用内装(遊星歯車等の)変速ハブ近くにて電池電源駆動の電動機の力で変速を可能にする

●NO08 特開昭60-215487(基準出願日1984/3/14) 発明の名称:ペタル駆動される路上乗物用の電動補助駆動機構
     モータを時には発電機としてエネルギーを蓄積しながら再利用可能にした電動補助自転車
      (現在のアシスト自転車の考えの始まりか?)

●NO09 特開平01-237285(出願日1987/10/28) 発明の名称:自転車
      軸受部に圧力センサーと回転位置検出用センサーを設け、伝達比を替える切替装置を具備する自転車
      (電動式オートチェンジ )

●NO10 特開平01-218993(出願日1988/2/29) 発明の名称:動力伝達装置
      直流電動機の回転を車輪のタイヤ面(実施例では前車輪の上部)に接触させ、車輪に回転力を与え、
      直流電動機の電流を遮断すると該ロールが車輪から離れる動力伝達装置

●NO11 特開平01-314685(出願日1988/6/14) 発明の名称:駆動付加制御機構付自転車
      ペタルの回転速度、トルクを検出し、その結果を演算して駆動手段へ出力する制御部を持つ電動自転車

●NO12 特開平02-158485(基準出願日1988/10/21) 発明の名称:改良自転車
      チェーンのたわみを通して筋肉作用を監視して電動モータの駆動力を車輪へ伝達して、 走行を補助する     
      (自転車の前タイヤに電動モータの回転部分を圧接して駆動力を前タイヤに連動する)

●NO13 特開平02-74491(出願日1988/9/10) 発明の名称:原動機付自転車
      ペタルの踏み込み状態を検出して2次電池から電動機への電力供給量を制御する

●NO14 特開平02-114082(出願日1988/10/20) 発明の名称:電動機補助式自転車
      左右対称に対向する一対の電動機を設けて、必要に応じて片方のみ駆動、又は電池の接続を替えて
      駆動力を可変にする

●NO15 特開平03-153486(出願日1989/11/8) 発明の名称:電動機付三輪自転車
      ペタルを踏んだ時にベルトまたはチェーンの張力をアイドラ支持物の動きで検出し、電動機への電圧制御にて
      スピードを制御する電動機付三輪自転車

●NO16 特開平03-200498(出願日1989/12/28) 発明の名称:自転車の補助駆動装置
      直流モータ回転をフリーホイールに伝えることで効率的な駆動伝達を図る装置

●NO17 特開平03-128789(出願日1990/6/20) 発明の名称:電動式車両
      モータが最大効率近傍になる所定回転数の範囲でのみモータ側と駆動車輪側とを接続する電動式車両

●NO18 特開平04-100790(出願日1990/8/16) 発明の名称:人力駆動装置
      人力による駆動系負荷検出と負荷に対し所定の変換特性をもつ電動モータの出力制御とを備える装置

●NO19 特開平04-244496(出願日1991/1/31):発明の名称:駆動力補助装置
      ペタルの回転トルク検出値から仕事量を算出し、演算し、演算値が所定値より大きいとき、補助動力駆動手段の
      出力を前記仕事量に応じて制御する駆動力補助装置

第2部  新聞記事などより過去の製品紹介

1992年2月26日(朝日新聞):上がり坂スイスイいこう モーターで人力を補助 新方式の自転車
  ヤマハ発動機は25日、充電式バッテリーで動くモータを搭載し、軽快に走れる新方式の自転車を開発したと発表した。
  試作機で実用実験したうえ、5月に商品化し、年内に発売する計画だ。
  価格は従来型の3〜4倍に抑える方針で15万円〜16万円になる見通しだ。

1996年10月31日(朝日新聞):チェーンの無い自転車
  ヤマハ発動機とブリヂストン サイクルは30日、チェーンを使わない新しいシャフトドライブ方式の自転車駆動ユニットを開発したと発表した

1996年11月12日(朝日新聞):自転車も「やさしさ」の時代
  ブリヂストンサイクルは今月中旬衝撃を吸収する新しい構造の自転車「ビート・ラクション」 を発売する
  ヤマハ発動機は新型のモータ付自転車「ニュー・パス」 を87800円(充電器を加えて99800円)で売り出す。国産モデルとして始めて10万円を切る

1997年5月2日(朝日新聞):情報ファイル 「ドラ・クルくん」に大賞
  自転車産業振興協会が実施した第1回自転車新製品コンペィションでナショナル自転車工業の「ドラ・クルくん」 が対象に選ばれた。
  電動式で折りたたみが出来、走るときも電動モータが助けてくれる。
  たたむと長さ96cm、高さ64cmになり、自動車のトランクや座席に載せられる。重さ23Kg。来年10月発売予定で14万8000円

1997年7月3日(朝日新聞):ペタル軽々 もうけ薄々 電動補助自転車 販売20万台、市場は広がる
  ナショナル自転車工業は4月1日から同社の電動補助指揮自転車の3機種目として 陽のあたる坂道 20型  11万8千円を発売する
  ナショナル自転車の参入は昨年5月

1998年8月19日(朝日新聞):情報ファイル ふらつかない電動補助式自転車
  丸石自転車は重い荷物を積んでもふらつかない電動補助式自転車「ペーブメント」 を20日から売り出す充電器込みで10万9800円

1998年5月13日(朝日新聞):らくらく快走?電動アシスト自転車
  電動アシスト自転車の発祥の地は日本だ、ヤマハ発動機が約20年前から開発に取りかかり1993年11月に世界で初めて発売された。
  今では本多技研工業、ナショナル自転車工業など約20社がこの分野に参有している。
  自転車メーカなど168社で作る日本自転車協会によると、昨年は約23万台、これまでの類型で約50万台が売れたと言う

1999年7月27日(日経産業新聞) ビーム総研 自転車の電動化装置
  技術開発ベンチャーのビーム技研は一般の自転車を電動化する装置を開発した。モーター、速度調節器、バッテリなどで構成、
   既存の電動自転車より軽量化出来る。 〜中略〜価格は3万円から

2000年1月17日(日経産業新聞) タカラが輸入販売
  タカラは5月下旬、「スケートスクーター」 と呼ばれる乗り物で電動式の機種の輸入販売を始める[ET-101 Coco]店頭では10万円前後見込み
  スケータスクータはスケートボード状の台に、状態を支えるためのハンドルが垂直についた乗り物。
  家庭用電源で3〜4時間充電すると、約12KMを走ることが出来る。本体重量は14KG

第3部  今後への希望

今や自動車は、ハイブリッド自動車に活路を見出し、新たな燃料電池を模索しながら技術革新が進んでいる。
このような中で、二次電池の技術革新にも目が見張るものが有り、電動自転車にもその波は押し寄せてきていると言っても過言ではない。

私は、1992年に電動自転車を夢見て、第1部の特許調査を手捲りで終えていた。
その後、ヤマハ発動機より第2部で紹介している様に商品が世に現れ、感激と同時に遅れを取った無念さで次の目標を模索した経過を持つ。

そして、次に折りたたみ電動自転車構想を抱きはしたが、1997年にナショナル自転車工業で商品が発表されることを聞き、
技術の流れにのっている事に感動すると同時に、また新たな模索を行なっている途上にある。

私が電動自転車に抱く夢は、折りたたみ時 、高さ40cm以下、幅10cm以下、長さ50cm以下の寸法で、重さ4kg以下、組立ては1分以下である。
それは、電車など公共乗り物移動時に気軽に持ち運べる自転車をイメージしています。

昨今の情報ではフレームにマグネシューム合金を使い、楕円形の構造で軽量化した商品も出回っていると聞いている。
これが、私の夢を満たしているか否かはまだ確認していませんが、世の中の流れは夢の実現に向けて確実に動いていると信じています。

もしも、この文を閲覧している方で、電動自転車に興味を持ち、新たな情報をお持ちの方は当サイトに投稿願いたく望んでいます。

参考資料●社団法人発明協会:特許マップシリーズ機械9 これでわかる自転車技術 自転車技術の特許マップ
       (自転車に関する特許マップとしては1999年4月16日発行の下記書籍があります
        内容は特許庁ホームページにおける技術分野別特許マップの中に色々な特許マップの一覧表があり、
        その中から機械9を選ぶことで内容を見ることが出来ます。 )

●上記公開公報を見る場合には
  特許庁ホームページの特許電子図書館(IPDL)の中の提供サービス一覧より3番の特許・実用新案公報DBを選び
  文献種別と文献番号 を入力する事で検索が可能となります。

特許庁ホームページはhttp://www.jpo.go.jp/indexj.htmです         *** 情報提供 カシ研 ***

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